Absolute Design株式会社広報部です。今回は弊社代表が取材した熊野屋について記事にします。
（1）熊野屋について
熊野屋
本社所在地:愛知県名古屋市東区赤塚庁7番地
会社URL: http://www.kumanoya.net/
熊野屋は、愛知県名古屋市にある豆たまりの製造販売を手がける会社様です。
1716年江戸時代創業300年以上の老舗です。
江戸時代は、油が灯りの元であり、燃料でありました。油は植物の種子を人力等の力で絞っていたため、とても高価なもので武士や豊かな町人しか使えませんでした。
⇒ これが油屋として始まりです。
明治になり、石油・電気・ガスが普及し、油屋としての役割が薄れ、熊田さんのご両親に、これでは続けていけないからどこかで勤めてほしいと言われ、何年かサラリーマンをされていました。
このサラリーマンの時に、現在流通している食品の健康面などの問題点について書かれた本に感銘を受け、一つの考え方を知られたのがきっかけで11代目として後を継がれたそうです。
今回の取材では、弊社代表が熊野屋代表取締役熊田様にお伺いした内容を記事にしていきます。
それでは、次に豆たまりを紹介します。
熊野屋は豆たまりを製造している会社です。
豆たまりは醤油ではありません。
基本的には味噌作りの際、味噌の上に溜まった液が醤油の原型となったようです。その後、現在のような醤油が出来、日本中に広まりました。
大豆と塩のみで仕込む昔ながらの製法で、しかも国産大豆100％で製造されています。主成分が大豆のみのため、大豆の旨味が全て凝縮されています。小麦は不使用です！
コクのある、奥深い味のきれいな赤色のたまりで、大豆の旨味、甘みがそのまま生きています。
塩辛くなく、旨味が濃いため、料理に活用するのは醤油より少ない量でよく、ある意味減塩にも役立ちます。
魚、肉などのタレ、煮物、佃煮はもちろん、刺身やお正月のお餅につけて食べると最高です！
一般の醤油によく使用される保存料は、一切使用していません。
（3）醤油と豆たまりの違い
・ 醤油には、小麦が入っている→ 料理に使用すると料理が固くなる。
ではどうして醤油には、小麦が入っているのか？
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小麦はしょうゆ麹菌のエサとなることで、ぶどう糖を作りだして、甘みや香りの元になる！
・ 多くの市販の醤油は早く作れる。
豆たまりは、大豆と塩だけで作っているので、1年以上かかって製造している。
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きちっとした材料で時間がかけて作れば、味に決定的な違いを生みます！
是非とも召し上がってみてください。
（4）熊田社長のお話
熊田社長のお話をまとめさせていただきました。
食品はなによりも、品質の良さが大切。
利益追求型では、生産者と消費者を結ぶ本当の架け橋にはなれない。
販売する人・買う人が顔を合わせていろんな話をして、見えない食品の情報や価値、食品の基本知識や生産者のことも伝えたい。
今こそ、私たちのような思いを持った小売店の出番だと思っている。
良い食品の４つの条件を満たしたものを、ごく当たり前のように店先で購入していただけるように今後もしていきたい。
① 安全で安心して食べられること
② ごまかしのないこと → ごまかしたいから食品添加物、化学調味料に依存したり、ごまかしていないとしても不当に高い価格をつける
③ 味の良いこと
伝統的な製法、食品の持つ後味の良さが残ること、繰り返し食べても素直、飽きの来ない触感と風味、とろみや粘度つけをすること。
＊増粘剤、安定剤、ゲル化剤、増粘多糖類を活用しない
④ 品質に応じて価格が妥当
良い食品の判断の基準は、メーカーの基準ではなく消費者にとっての基準！
100店満点をめざすというのではなく、物事をきっちり判断できる〝ものさし〟を作っていきたい！
（4）豆たまりを味わってみて
広報部担当の私自身、豆たまりを味わってみて、醤油のようなつんとした辛みがなく、旨味を感じることができ驚きでした。
豆たまりは小麦を使っていないため、魚や肉料理に使用すると仕上がりが柔らかくふっくらと仕上がり、本当に驚きました。
＊醤油に入っている小麦は、タンパク室を凝固させる作用をもっているため
皆様も、是非とも一度味わってみてください！
熊野屋様の製品は弊社でも一部取り扱っております。
Absolute Design株式会社 ASSYの辛口侍
URL: https://assy-samurai.com/
Yahoo!ショッピング ASSYの辛口侍
URL: https://store.shopping.yahoo.co.jp/assy-samurai/a5b8a5e3a5.html#sideNaviItems
熊野屋の熊田社長に、ラジオに出演していただきました！
〈豆たまり紹介番組情報〉
FM奈良81.4MHz
2021年1月24日 第28回放送「ゆるべーる ～心に虹の架け橋を～」
4分～の部分で熊田社長に登場していただいています。
視聴はこちらから↓
今回は、弊社代表が取材した熊野屋をご紹介させていただきました。
熊野屋様、取材にご協力いただきありがとうございました。
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